この記事でわかること:
・「勝率」を追いかけても勝てない、たった一つの理由
・なぜ私が、感覚ではなく統計データを信じるのか
・FXだけじゃなく、仕事や人生にも効いてくる「期待値」という考え方
期待値って、要は「くり返したら最後に何が残るか」
「期待値」という言葉、なんだか難しそうに聞こえますよね。でも、そんなに構える話じゃないんです。ざっくり言うと、同じことを何度もくり返したときに、平均してどれくらい残るか、という考え方です。
たとえば、10回やって3回しか勝てないけど、勝つときは大きくて、負けるときは小さく抑えられる。そんな手法があったとします。勝率は30%。数字だけ見ると「弱そう」と思いますよね。でも、100回、1000回とくり返してトータルでプラスになるなら、それはちゃんと使える手法なんです。逆に、勝率が90%あっても、たった1回の負けで全部飛んでしまう手法は、長い目で見ると勝てません。
なぜ「勝率」を追うと、勝てなくなるのか
私たちって、そもそも「負けたくない」生き物なんですよね。だからつい、目の前の1回に勝つこと、つまり勝率にこだわってしまう。でも、その本能が、投資ではけっこう厄介なんです。
勝率を追いかけると、勝ちは早く確定させたくなるし、負けはずるずる引き延ばしてしまう。「損切りしたくない」「なんとか取り返したい」。この気持ち、すごくよく分かります。でも、1回1回の勝ち負けに気持ちが振られた瞬間に、期待値はどこかへ消えてしまうんですよね。大事なのは、勝ったか負けたかより、その判断そのものが正しかったかどうか。ここに目を向けられるかが、最初の分かれ目だと思います。
感覚は、あてにしない。信じるのはデータだけ
正直に言うと、私はどちらかというと、勘や雰囲気でものごとを考えてしまうタイプです。根っからの体育会で、ノリや勢いも大好きです(笑)。ただ、自分でも不思議なのですが、これまで結果を出せたことだけは、いつの間にか数字で分析していました。だからFXでも、頼りにするものは最初から決めています。自分の気分ではなく、過去の統計データと期待値だけ、です。
もちろん、勝ちが続けば気分は良くなるし、負ければ取り返したくもなります。でも、そこで気分に判断を委ねた瞬間に、期待値は崩れてしまうんですよね。だから私は、感情ではなく数字だけを見るようにしています。
私が主軸にしている「アノマリーデイトレ」も、この考え方から来ています。アノマリーというのは、過去のデータ上、統計的に偏りが出やすい相場のクセのこと。「なんとなく上がりそう」ではなくて、「過去これだけのデータで、この偏りが出ている」という事実だけを根拠にする。だから私は、勝った月も負けた月も、全部そのまま公開しています。都合の悪いデータを隠した時点で、期待値の話は嘘になっちゃうので。
じつは、投資の外でこそ効いてくる
で、ここからが個人的にいちばん伝えたいことなんですが。この「期待値」の考え方って、別にFXだけの話じゃないんですよね。
仕事も、健康も、人づきあいも、結局は毎日の小さな積み重ねで決まっていく。今日の食事、今日の運動、今日かけた一言。その一回だけじゃ、結果なんて見えません。でも、毎日ちょっとだけ正しいことを選んで積み重ねた人が、10年後にぜんぜん違う場所に立っている。そういうものだと思うんです。
私が会社員をやりながらFXで+669万円を残せたのも、法人を作って1棟目のアパートを買えたのも、才能とか一発の運とかじゃありません。地味なことを、淡々と続けただけです。派手じゃない。でも、これがいちばん再現しやすいやり方だと、私は思っています。
私が本当にほしかったもの
正直に書いておくと、私はFXで勝ちたかったというより、「自由な時間」がほしかったんです。お金は、そのための手段でしかなくて。会社の給料という一本の柱に人生を預けるんじゃなくて、自分の判断でもう一本、柱を育てる。その安心感で、気持ちにも時間にも、少しずつ余裕が出てきたように思います。
最後に:一緒に続けてくれる人へ
念のため書いておくと、私は「これをやれば絶対に勝てる」なんて言うつもりはありません。相場に絶対はないし、そう言い切る人ほど、正直あまり信用していないので。
やっているのは、検証して、直して、また続けて、というただそれだけです。この地味なやり方に少しでも「いいな」と思ってもらえたら、きっといい関係になれる気がしています。よかったら、一緒に続けていきましょう。
この記事で書いたのは「考え方」の部分です。
では実際に、どう検証して、どんなアノマリーを使っているのか。その「具体的な手順」は、無料の電子書籍『期待値思考』(全17パート)にまとめました。メルマガに登録してくれた方へ、そのままお渡ししています。
※本記事は個人の経験・見解の記録であり、特定の投資を勧誘・助言するものではありません。投資にはリスクがあり、過去の実績は将来の利益を保証しません。ご自身の判断と責任でお願いいたします。

コメント